アラサーえりちゃん 胆嚢はれた

アラサーの胆嚢炎、胆石との闘い記録

セカンドオピニオン、B病院へ行く

A病院を退院した翌日。
早すぎるけど、紹介されていたB病院へ行くことに。
これってセカンドオピニオンっていうのかしら。


その週いっぱいはお休みを頂いてたのと、早く手術したかったので行くことに。

だってだって。
胆嚢にはまだ爆弾(胆石)を抱えたまま。


退院する時、阿笠博士先生に「焼肉たべたい」って言ったら「何を言ってるん!絶対あかん!」って言われてしまったしね。


焼肉が食べられないなんて、私の人生じゃない。


やだやだ…痛くなるのも嫌だけど、それより好きな食べ物たちが食べられないのは絶対いや…そんな人生やだ…
オペの一時の痛みのほうが絶対まし…


うーん。早くオペしたい。

「明日する?」とか言われてもオッケーです!って言っちゃうくらい早くしたい。

オペをして、自分をバージョンアップしたい。
長らく人生を共にした臓器を1つ失うけど、健康ならVersion.30も悪くないと思う。


食いしん坊なので、その気持ちは大きかった。
張り切って6時半に起きて、何の検査をするか分からないからコーヒー飲みたい気持ちを抑えて絶食で挑む。
前までは朝ごはんとか抜いただけでも、なんか頭回らんなーって思ってたけど、今回の入院で少し慣れたかも。いや、それは早すぎ?


8:30からの受付開始だけど、ぜーったい混むことはわかってたので、8:05にフライング到着。近くの駐車場に停められてよかった。


ズラーっと並んだ窓口に、⑥初診という窓口を見つける。多分あれかなあ…当たり前だけどまだやってない。

ただ、いちばん端に案内の列が出来ていたので周りの人に習って並んでみる。


「消化器内科への紹介状持ってて…初診なんですけど…」


クラークさんに問診票とかの話をされたけど、持ってきてたしスムーズだった。書いてきててよかった。

他の並んでる方は再診の方が多いようで、Aブロックやら採血に案内されてたけど、私は広い受付の初診受付前で8:30を待つ。一番早かったみたいで、8:30になるとすぐ呼ばれた。



内科のブロックの受付を済ませ、3番の部屋から呼ばれることを聞いたのでその前の椅子に座る。

その時点で8:40くらいだったけど、ものすごい人だった。百合子が見たら「密です」って絶対言う。椅子取りゲームレベル。

どこの病院でも、どの地域でも、おじいちゃんおばあちゃんが朝早いのは共通なのね。
ダントツ若くて、座ってるとおじいちゃんおばあちゃん達と目が合う合う。



ピロピロリーン♪と音が鳴る度、「◎◎番の方、▲番の診察室にお入りください。(担当医師A)」とブロックのモニターに音声案内と共に表示される。

診察室6つくらいあるし、音が鳴る度にモニター見上げなきゃいけないけど、有り難いな〜この制度。


約45分ほど待って、3番の部屋に呼ばれたのでノックして入る。


中には30代半ばくらいのメガネかけた男の先生が。

座って、取り込まれたA病院でのMRCPの画像を見せてもらいながらかくかくしかじか話す。延々と、痛かったんです…って話をする。

先生は物腰柔らかくて、「ふんふん…そうですか…ふんふん…痛かったでしょうね〜」って眉ひそめてた。

昨日退院して今日来たって言ったら笑われた。
仕事がこんなので…って言うとそりゃ休めないですもんね、ってわかってくれた。


「正直…内科でなにか出来る、するってことは…ないんですよねえ…」


そ、そうですよね。だから私これを言うために来たんです。


「また痛くなるの嫌だし…手術したくて…」


先生お願いします。手術適応って言って…
はやくバージョンアップさせてほしい…


「そうですね、いつかすることになりそうだし…2回痛くなってるんですもんね…うん、手術したほうがいい気がしますね。」


や、やったー!


「今日外科にコンサルしましょうか。どうせ待ち時間あるから、その間に術前検査しちゃいましょう。」


先生は物凄く察しが良くて、仕事をそんな休めないこともわかってくれて、まとめてしてくれた。ありがたや。


今日の予定表を新しく貰う。
採血、尿検査、レントゲン、心電図、肺機能…
それらが終わってやっと外科の診察。

盛り沢山だな…と予定表を見つめる。
スタンプラリーとかにしたら楽しいのに。
5つ集めると、次の診察までの待ち時間5分短縮とか。
長い待ち時間をよく頑張ったね、って一言メッセージカードもらえるとか…


まず採血、尿検査のブロック。
機械に診察券を通すと、採血の伝票と、採尿コップが機械からガコンッて出てきた。すごいね!ハイテク。


採血室は混み混みだったけど、20分くらいで呼ばれた。

私の両腕を見て看護師さんが、「え!あざだらけやね…」と。昨日まで入院してたこと、採血やら点滴のあざということを伝える。

「あら、夏じゃなくてよかったね、頑張ってみるね」

と言ってくれ、あまり刺されたことないとこをチクリ。
全然痛くなかった。感動した。
これが採血うまい人なんやな〜と、ペコペコお礼を言ってレントゲンへ。


胸部と、お腹の立位と臥位のレントゲン。
ネックレス外してくださいねってお兄さんに言われる。

そっか、忘れてた…外さなきゃいけないわ…


なんとなくお守りな気がして、親からのプレゼントのネックレスを付けてきてた。

仕事の時は「何で病院くるのにネックレスしてくるんやろ〜外さなあかんし、失くすかもしれんのになあ〜」って思ってたけど、私と同じでお守り的な意味の人もいたのかな。

そうだとしても外してもらわなきゃいけないけど、なんか受け取り方というか、心持ちが変わるな…と思いつつレントゲン3枚撮影。いえ、一枚ミスされたので4枚撮影。


次に生理検査室へ。

15分ほど待って、肺機能と心電図へ。

肺機能の検査を初めてしたけど、

「息を吸って吸って吸って!!吐いて吐いて吐いてフゥーーーーーっっ!」

っていう大きいお姉さんの声に気を取られて本領発揮できなかった。

本当のわたしの肺活量はこんなもんじゃない…

もっかいしたい…!!リトライってありですか…!って思ってたら、上手ですね!って褒められた。うれちい。じゃあいいです。


全部検査おわってようやく外科へ。
外科の受付にいくと、またまたなんか手続きの紙書くことに。看護師さんがいっぱい説明してくれた。

思ってたより長くなったから続きにします!

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↑父が岡山の最上稲荷で撮ってきてくれた
オペまでは待ち受けにする!
父親は胆石持ちだからオペしたんだけど、痛くなったことないみたい。解せない。