アラサーえりちゃん 胆嚢はれた

アラサーの胆嚢炎、胆石との闘い記録

入院生活7日目◎念願の退院

よっぽど退院が嬉しいのか、朝6:40に元気よく起床。

点滴がない快適さからバッチリ爆睡して、好きなバンザイ寝も、うつ伏せ寝もしてた模様。よだれ垂れてた。


10時に退院だったから時間はあったけど、朝方人間の私は早くもせっせと床頭台の私物たちを片付ける。

7時に掃除のお兄さんが相変わらず抑揚のない、セリフ棒読みで入ってきた。朝早いね…


朝ごはん前に、母が持ってきてくれた退院する時用の服に着替える。パジャマ以外の服…久しぶり…

朝8時に朝ごはんを看護助手さんが持ってきてくれた
「退院やねんね!おめでとうねー!」


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パ…パンだ〜〜〜!!!!


えーー!私おかゆ人間なはずなのに、パン食べていいんですか!!

しかも2枚もあるーー!!


ちょっと多いな思ったけど、絶対2枚とも食べる。
にこにこで1枚はそのまま、もう1枚は焼こうと決める。


久しぶりのパンをそのまま頂く。

うーん、久しぶりの小麦の香り。
そこまでいいパンじゃない(失礼)けど、充分なくらい美味しかった。

マーマレードと、野菜ジュースで1枚目ペロリ。
付け合わせのほうれん草とエビのソテーも美味しかった!エビって原価高そうだけど、結構登場してくれた。


残るもう1枚をもって立ち上がる。



私の部屋の目の前には、お茶機と、電子レンジ、そしてトースターがあった。


入院してから絶食&おかゆ生活が続いていた私は、毎朝誰かしらのパンが焼き終わったであろう、トースターの「チーーン♫」という音が鳴るたび羨望心を抱いていた。


「憧れのトースターが使える!」


部屋を出て4歩ほどでトースターへ到着。

私の食パンを大事に網に乗せて、トビラをしめる。
いつもなら確認しないけど、機械に載ってるトースターの時間を確認してダイヤルを回す。


別に周りに人は居なかったけど、トースターの前でソワソワしながら焼き上がりを待った。



「チーーン♫」という憧れの音が目の前で鳴り、こんがりキツネ色になった私のパンと再会。


「あったかいパンって幸せ…」


部屋に戻って、残りのマーマレードをつけて頂く。
めちゃめちゃ美味しい…桃も美味しい…


多いな〜って思ってたはずなのに残さずペロリ。
美味しいご飯たちをありがとうございました。

一応、食後にはいつも静かにして、お腹が痛くなってないか、違和感がないかを確認していた。
パンを食べても何事もなくて安心。
気づけばパンの話だけで文字数使いすぎてるね、どれだけ嬉しかったのやら。




食後に今日の担当の看護師さんがくる。担当っていっても、入院の精算が出来たら教えてくれるのと、忘れ物チェックをしてくれるだけの短いお付き合い。

9時頃ニコニコの阿笠博士先生が部屋に来てくれた。

「気をつけてね、焼肉食べたらあかんよ」

絶対オペして食べてやる…
先生いろいろとお世話になりました。



部屋で残りのテレビカードを使い切ろうとずっとテレビを見てた。残り9分。
ちょうど10時に、入院費の精算が出来たと一階へ呼ばれる。撮影した画像の入ったCD入りの紹介状も貰う。
これでこのお部屋ともさようなら。
たった1週間だったけど、大きい部屋で1人で過ごせて快適でした!


看護師さんにエレベーターまで見送ってもらって一階へ行く。保証人のサインを貰うため母を待つ。


待っていると入院中に担当してくれた明るい看護師さんや、美人な看護師さんに「退院やねんね!おめでとう!」と声をかけていただく。皆さん優しかった…


母と合流してお会計。
6泊7日のお会計、90000円也。


そりゃかかるよね…と思いつつカードで払う。
すぐ後ろのおじちゃんがびっくりしてた。


1週間ぶりに外に出ると、久しぶりに感じる寒さと、直射日光が目に沁みた。


これにて私のパンダライフもおしまい。
パンダも楽ちゃうねんなって思った。


家に帰って、たった1週間だけ居なかっただけなのに、なんかすんごい久しぶりな気がした。やっぱ家がいいな。


母とお昼におうどんをたべる。
仕事はあと2日お休みを頂いてたので、早くも翌日に紹介されていたB病院へ行くことにする。

B病院は良いところなんだけど、ものすごく混むイメージがあった。ましてや初診だし、どれほど時間かかることやら…と不安に。
B病院のHPを見ると【受診申込書】【問診票】などが印刷して事前に書いていけるようだった。

書いていくしか無いと決め、iPhoneにダウンロードし、コンビニへ印刷しにいく。
歩いて5分のローソンに行き、印刷して帰る。これだけで太ももがしんどかった…やっぱり筋肉から失われるのかとショックを受ける。脂肪も少しは減っててほしい。


このあたりで、入院生活と、お腹にあった違和感と健康を忘れないためにブログを始めることにする。
日記書いてたしね。


晩御飯は白菜のお鍋!優しいご飯ばかりありがとう。
久しぶりに会った妹はひっつき虫。

お風呂に入る。
久しぶりの湯船…気持ちよかった〜



湯船でこの1週間を思い返す。


親や周りに迷惑と心配かけてばかりだな…
優しくしてもらうばかりだな…と思う。

職場も今大変なのに、1週間も休んでしまった…

A病院にもお世話になったな…


結局紹介で他院に行くけど、みんな優しかった。


だけど…だけど私…




診察券返してもらってないです…



家に帰ってから気づいたけど、渡しっぱなしの診察券返してもらってない。

絶対返してもらってない。


あと、職場へ診断書を送ってくれってお願いしていたけど届いてないみたい。

退院時の領収書の内容を確認したら、どうやら忘れられてるみたいだった。


まあいっか!

元気に退院したし、いいや〜!


病欠にするつもりだったけど、どうせ年休余ってるし年休にする。
翌日、朝イチで紹介先のB病院へ行くことにしていたので、早めにお布団へ。
久しぶりのおうちでぬくぬくゆっくり寝れました。


今回得た教訓は、
◎おかしいと思ったら即病院へ。あと引っ掛かりがあるなら、紹介で他院へ行くことも大事で、先生には思いをきちんと伝えた方がいい。看護師さん経由でも。

◎胆石は痛い

◎健康第一



私の長々した第一回パンダ生活の記録はこれで一旦おしまい。次回からは紹介された、「B病院へ行く」編を書こうと思います。