アラサーえりちゃん 胆嚢はれた

アラサーの胆嚢炎、胆石との闘い記録

いよいよ手術当日!【入院2日目】

⚠︎とても長め⚠︎


夜は耳栓してたものの、おばあちゃんズのイビキやナースコール攻撃により熟睡は出来ず。

入院生活は6時起床のスケジュールだったけど、仕事の時いつも5:30に起きてるからそれくらいに起きた。おばあちゃんズも起きてたしね。


浣腸は嫌すぎるから、7時のリミットまでにOS-1飲んだり散歩したりしてた。
(午前の手術なら1本、午後なら2本飲むみたい。2本買ってたから2本ごくごく)

なんとか頑張ってトイレに行けて安心。
手術よりこっちのがドキドキしたわ…



回診で先生に「眠れましたか?」って聞かれて、気持ち的には全然大丈夫だけど…環境でなかなか…ってゴニョゴニョ言ったら笑ってた。

頑張りましょうね!って去る主治医。
先生、バージョンアップ頼みます…!



手術までにパンツを履きかえる。
麻酔で寝た後とはいえ脱がされるしな〜っておニューにしといた。
弾性ストッキングを渡されて履く。ピンクのMサイズ!

上の服もユニクロで買ってた前開きの下着、前開きのパジャマを着てスタンバイオッケー!!

9時前くらいに母がデイルームに来てくれたので、いろいろ話す。緊張してる?って聞かれたけど、本当緊張してなかった。

デイルームの母に貴重品やらを預け、歩いて手術室へ!エレベーター乗ってトコトコ歩く。


オペ室から見えるとこにICUがあって、雰囲気が前の職場に似てるけど狭いな〜とか、朝イチやから忙しそうやなって思いながら自分の手術の部屋の前へ。


ついにきたー!!
全然緊張しない。


むしろ全身麻酔ってどんなんなんやろ。ワクワク。



本人確認されて、ヘアゴムで髪の毛くくる。
サイドでくくることになり、彼氏がこの髪型好きだな〜することほぼないけど、こんな所ですることになるとは…と思いながらキャップも被る。

部屋の前でメガネを預けてくれと言われ、メガネを取ったらまあまあ見えないです〜って言ったら看護師さんが手を繋いで入ってくれた。嬉しい。


いよいよ手術台!
目が悪すぎてあんまり見えんかったけど、見えたら変に知識がある分ドキドキしちゃいそうだから、これでよかったな〜ってぼんやり思う。

台に腰掛けた状態で上の服を全部脱ぐ。
前からタオル掛けてくれてて、院内あったかいし、脱ぐの一瞬だからこんなことなら1990円の下着は必要なかったかも…


台に寝転んで、本人確認。
その後すぐ心電図やら酸素濃度やら脳波モニターたちを付けられていく。


モニターがすぐ横で、字が大きくて目が悪い私でも自分の心拍数が読めた。


いつもは「60-65」くらい。
手術台に寝転んだ私の心拍数は…
  





「55」



いや、落ち着きすぎやろ



主治医登場して、頑張りましょうね、って再度言われる。お願いします〜!って笑顔で返答。
麻酔科の先生が左腕で点滴確保してくれるものの、弁に当たった?かなんかで引けず。
刺さったままグリグリされるのが痛かった…いまだにアザ…刺しなおして、左腕の内側で点滴とってくれた。


サージカルマスクの上から酸素マスクをつけられる。
ピンクのマスクだし、結構この格好ってシュールじゃないかしら…とぼんやり思う。

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↑カラフルでかわいい。



「◎◎さん、左腕の点滴から麻酔のお薬入っていきます。ちょっとピリピリちくちくするかもしれないです」 


いよいよ…!
全身麻酔…!


左腕からプロポフォールが入ってくる。


うわ。
思ってた倍くらいピリピリする。


今までの人生感じたことない感覚。ピリピリ。
腕を看護師さんがさすってくれてて、それでだいぶ楽になった。

だんだん液が左腕から上がってくるのが分かってきて、ついにくるな〜って思う。

肩から首の方に上がってくる感じがして、薄目を開けてたけど、視界が上下じゃなくて左右から狭まる感じがして「ああこうやって寝るんやな〜」って思いながらおやすみなさい。

なんか日頃寝る瞬間って覚えてないけど、自分の目が閉じて、瞼の裏を一瞬だけ見て寝るっていう不思議な感覚だった。


次に目を覚ましたら手術台で右から看護師さん、左から麻酔科の先生に「終わりましたよー!わかりますか!」って言われる場面だった。



え!夢みてたのに!


って一瞬思うも「あ、手術だったわ」と即座に理解。
冷静に、すごいな〜ほんと一瞬だなって思う。
お腹より何より挿管されてたから喉が痛くて、「のどいたいです…」って伝える。


その時先生に、腹腔鏡手術で出来ましたよって言われたっけな?なんか「開腹じゃなくてよかったー」って思った気がする。脇腹も気付かれないように触って、ドレーンが入ってないことも確認してた。


手術台からベッドにロールボードで転がされる。
一生懸命左右に傾くなどして手伝ったつもり。
ここらへんぼーっとしててほぼ記憶なし。

回復室でベッドに寝転んだまま休憩。
看護師さんが私も知ってる妹の友達で、仕事の話とか最近の話をするくらいには喋って元気だった。


手術直後は、いちばん大きいキズのはずのおヘソはまだ硬膜外麻酔が効いてて痺れて痛くなくて、2番目に大きいキズのみぞおちが物凄く痛かった…

色々自分の体に付属物品がついてるけど、みぞおちをさすさすしてた。

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↑眠った後硬膜外麻酔のためにこんな格好してたと思うと恥ずかしい


病室に戻るまでに母に会い、ちょっと話す。
部屋に帰ったら13時くらい。癒着してたみたいで予定より少し長くなった。


部屋に戻ってからはベッド上安静。

足にはいつの間にやらフットポンプ
柵にはいつの間にやらナースコールが落ちないように巻かれてセットされてた。
バイタルをチェックする機械も常に隣にいて、点滴は痛み止めとなにかが2本。

少し体を動かそうとしても、体めっっっちゃ重たいし痛いし、お腹に力入らないし、むしろ入れようとするとめっちゃ痛くて即諦め。



手術前、ベッドで寝転んで手が届く範囲に、充電器やら、リモコンやらなんかよく使うグッズを椅子を使ったりして配置してたけど、これが大正解だった…

寝転んだ状態から1mmも動けないからね。
手術される際は、棚にしまったりせず、ある程度散らかしていくことをおすすめします。

尿道カテーテルは、痛くもなんもなかったけど違和感で最初はずっと「おしっこしたいけど、このまましていいのかしら…」って悩んでた。いつのまにか慣れた。


酸素マスクがシュコーってずっといってるのがうるさくて嫌で、無意識に外しまくってたらしく、看護師さんに「もう大丈夫そうだからとりましょう」って言われる。

術後初めてリクライニング機能を使って起き上がってみたら、麻酔の影響なのか物凄い吐き気。
上がってくる唾を延々飲み込んでたけど、布団に吐くのは申し訳無さすぎたからナースコールで受け皿もらう。結局吐かなかった。


他の方のブログとか見てたら、スマホ触る元気もないとか、辛かったって書いてたけど、まだおヘソは麻酔で痺れてたし、思ってたより元気だった。
お腹の中全体は、おもたーーーい筋肉痛って感じ。



さてさて、
あれだけ私を痛めつけた胆石。
どんなんだったと思いますか??


グロくて載せないってブログの方もいるけど、私は載せます。

良いですか。



これです!!!!







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えー!!!!
砂やーーーん!!!!




拍子抜けでしょ。
Twitterとかで検索してもみんな立派な胆石で、コロコロ振ると音が鳴るとかさ…
色もいろんな種類あって楽しみにしてたのに…



主治医きた時に思わず「ほんとこれだけなんですか…もっと大きいのが出てくると思って楽しみにしてました…」って言っちゃった。

主治医も「画像的にもっと大きいのでてくると思ってました…砂みたいな感じで流れやすくて、痛くなりやすかったのかな。」とのこと。

胆嚢自体がくびれてて、澱みやすかったみたい。
あとあれだけ言ってた胆管奇形はなかった!

まあ無事に終わってるしオールオッケー!



お腹も痛いけど、麻酔後の喉が痛くて、イガイガして辛かった…。咳したいけどお腹が痛くて出来ないし。喉の痛さを訴えたから、17時前にうがいだけならいいですよ、ってお水もらう。

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ちょっと飲んだ。


大事にうがいしてたけど、19時くらいには元気だからって飲水の許可が出た!嬉しい!
喉の渇きとかじゃなく、喉の痛みを和らげるためにお水ごくごく。どうせ尿道カテーテル入ってるし。


明日の朝の採血の結果が良ければ、昼からご飯が出ることを教えてもらい俄然元気に。
でもずっと仰向けで腰と背中が痛い…

眠いようなしんどいようなだるいような…って感じで時間が過ぎるのを延々待ってました。


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↑フットポンプのおかげで全然リラックスできなかったよぉ…


この日(当日)の痛みレベル

★★★★☆ 星4つ!!

お腹もまあ痛いけど、動けないのと、背中と腰と喉の痛みのが辛い。1番は喉のイガイガ感が辛かった。咳できないし。

そして胆石の痛みのが余裕で痛い!


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↑床に落としたものの痛くて拾えず思わず手を伸ばして撮った写真。