入院生活5日目◎早く帰りたい
朝起きた時、結構だるくてびっくりした。
え…!?って思うほどだるかった…
入院2日目もだるかったけど、あれは絶賛風邪っぽくて鼻詰まりひどかった。だけどこの日は鼻も通るし、鼻水も出ないのにだるかった…
熱あるかなあ…ってソワソワしながら検温。
37.3℃。ちょっと高いね〜って看護師さんに言われる。
明日が採血で「その採血が良ければ退院かもね!」って看護師さんに聞いてたから、何故今こんなにしんどいんだ…って結構しょんぼり。
↑それでも朝ごはんは残さず完食
10時くらいに阿笠博士先生来てくれて、色々と話す。
◎もはやまた絶対痛くなると思うから手術をしたい
◎ あの痛みがまた来るかも…って怯えるのが嫌なので、なるべく早くしたい
◎出来れば近くのもう少し大きいB病院で手術をしたい
◎明日の採血次第とはわかってるけど早く退院したい
私の必死の訴えに阿笠博士先生は、
「若いんやし、まだ痛くなったの1回(2回目だけど)なんだから、もうちょっと様子見たら〜!」って。
先生はあの痛みを知らんもんね…
ほんとに…ほんとに痛かったんだもん…
先生は、痛みを知らんからそんなことが言えるんだ…
まあ正直いうとあの痛みも嫌だけど、痛みを怖がって好きなものを好きなように食べれないのが絶対嫌だった。美味しく楽しく食べたい。
色々調べても「胆嚢炎」なら胆嚢摘出術がセオリーで、普通胆嚢ドレナージとかするっぽいし、「胆嚢炎」と言われてる割には発熱もないし、CRPも上がってないのがちょっと引っかかってた。
入院中…もといパンダ生活中に胆嚢摘出手術の経験ブログを読み漁ってたけど、ほとんどの人が「してよかった」とか、「オペももちろん痛いけど、あの痛み(疝痛(せんつう)っていうらしい)より全然マシ」って書いてる人が多かった。
胆摘の後遺症とか、しちゃダメなことってあるんかな…って見てみると、胆嚢に一度溜まってたはずの胆汁が流れっぱなしになるので、「下痢しやすくなる」って書いてた。そんなん全然オッケー!
調べるごとに手術したい欲が強くなって困った。
結構芸能人も胆摘してるみたいで、所ジョージとか、井上和香とか、泉ピン子とかの記事が出てきて、真剣に読んだ。
あの物凄い痛みがどんなもんなのかな〜って調べたら、3大激痛に尿管結石、膵炎と並んで胆石の痛みが書いてあった。そ、そんなにか…
痛い病気はいろいろありますが、中でも「胆石」「すい炎」そして「尿路結石」の痛みは「3大激痛」といわれ、例えようのない痛みなどと表現されるほどです。
うーん。絶対手術する。
もう二度とごめんです。
人によっては出産より痛かったみたい。
無痛分娩で産みたいって思ってた私だけど、一瞬「乗り越えられるかも」と思う。いや、やっぱ痛いの嫌だ…
このままの入院で手術してくれるなら、A病院でするけど、一回退院するならもう少し大きいB病院を紹介してもらおうと決める。手術に積極的じゃなかったから、たぶん後者になりそうだし、看護師さんからもB病院を薦められていたので、だいぶ心は傾いてた。
↑おうどんに玉ねぎと鶏肉が入っていて美味しかった!おかゆのおかずはうどんスタイル。
でも廊下からカレーの香りがして羨ましかった。
お昼ご飯を食べてベッドに座ると、練習試合してるっぽい中学校から、野球部の声が聞こえてきた。
「あーいい天気やし元気やな〜」
と思った瞬間すぐに寝落ち。疲れてたのかな。
口開けて死んだように寝てた。
夕方に左手に入ってた点滴を右手に取り直す。
物凄く美人な看護師さんで、私よりちょっと上っぽかったけど、一年目らしかった。
お子様一人で育ててるお話とか、私の色んな話を聴いてくれた。
ただ、2時間後に点滴が漏れて取り直し…とても痛かった…美人だったし優しかったから許す…
新たに取り直された点滴は肘に近かったから、少しでも曲げたら滴下がなくて、右手だしずっと伸ばしとかなきゃいけないのがストレスだった…
シャワー浴びていいよと言われたので喜んで入る。
お風呂周辺というか、真っ直ぐな廊下は右も左もおボケになられたおじいちゃんおばあちゃんでカオスだった。その日も私くらいしかシャワーの予約を取ってなかった。
↑ヤクルト嬉しかった!カリフラワーがよく出た。
夜も相変わらずゴロゴロ。
明日の朝には採血。
もしかしたら、あと2晩で家に帰れる!と思ったら物凄く嬉しかった。
早く帰りたい…
右手伸ばしとかなきゃ…
採血の結果が良いといいな…
そう思いながら就寝するも、ふと気づくと右手が伸びてないと落ちないから〜ってちょっと早められてた点滴が早く終わりすぎて逆血…
夜中にナースコール押して交換してもらった。
↑赤いパジャマに赤いスリッパで図らずとも結構目立つ人になる