アラサーえりちゃん 胆嚢はれた

アラサーの胆嚢炎、胆石との闘い記録

入院生活1日目◎初めての入院

阿笠博士先生から電話がきて、入院の用意をして16時に再度病院へ。
受付で「今日入院と言われ…」と伝えるとぽかんとされる。こう言ってくれって言われたのに…

再度内科の診察へ通され、先生から説明を受ける。

CTを見ると、確かに胆嚢の周りが白くモケモケしててるような…炎症中です、って見えるような…

採血のデータを見ると、肝機能の値で正常値30以下くらいのものが300を超えていて、それはそれはえらい値になってました。(ちなみに9月の健康診断では15前後)

「今日入院ね、大部屋でいいよね」

「炎症が治まるまで入院ね、今日から絶食」

ぽかんとしてる間に、あれよあれよと進んでいく…

3階の病室へエレベーターで向かう。3階へ着き、病室へ歩き始めると「ご家族はここまで」と言われてしまった。コロナがまた流行してきたから、ちょうどこの日から面会など全て禁止になっていた。何故3階までは着いて来させたのかちら…


さ、さみしい…

アラサーにもなって、って感じだけど、やっぱ寂しい。でも心配かけたくないから一応平然としてた。(つもり)

荷物いっぱいだったので、看護師さんが一つ持ってくれた。あったかグッズいっぱい持ち込んでたけど、モコモコ上着は使わず仕舞い。病棟は変わった形をしてて、私は1番端っこの大部屋へ。ひとりぼっちだった。

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↑端にひとり。私が行動したとこはカラーの所で、長い真っ直ぐの廊下の両端はカオス。これでも一生懸命描いた。

看護師さんに入院と病棟の説明を受ける。
ここがトイレ、ここがお風呂、ナースステーション…

ものすごく早口で、息しんどそうにしながら全部説明してくれた。そのあと部屋に戻って即点滴確保。
500mlの生理食塩水みたいなのと、抗生剤が吊るされた。入院中に書いてほしい書類などを貰う。
仕事の時、入院患者があると看護師さんは「えー!」ってちょっと残念がってるイメージあった(ごめんなさい)けど、そりゃこんだけ説明しなきゃいけないならしんどいな。

そのあと阿笠博士先生が部屋に来てくれた。

「とりあえずここで、炎症治るまで入院ね。他患者さん居なくて自由だね〜!」

一応気になってたことを先生に尋ねる。

「先生、私重症とかじゃないですよね…?」

まあこんだけ端っこの部屋に入れられてる時点でお察しなんだけど、一応先生の口から言って欲しかった。

「あはは、重症じゃないよー!」

笑って言われた。わかっていたけど良かった…

入院診療計画書を渡され確認すると「指定される入院期間【2週間】」の文字。そ、そんなはずはない…
どうやら2週間の入院っていうのが1番病院が儲かる?っぽい。だからこう書いてるのかな。ググるといっぱい出てくる。

点滴確保され、部屋に1人になってソワソワし始める。

何してたらいいんだろ。

とりあえず持ってきた荷物を開けてみたり、目の前にあるお茶を入れにいってみたり、テレビカード購入という中規模イベントを行ったりしてみた。

元々あんまりテレビ見ないし、1000円で1000分っていうわかりやすい関係?になんか変なケチ精神が出てきてしまってあんまり見れず。
あと絶食の中テレビを見ると、美味しそうなご飯たちが目に入ってきてノックアウトされそうだったから。

自宅から私の相方のもんちゃんを持ってきてたので、いつも通り枕元に置いた。さみちい…

そのとき、ノートを持ってきてたのを思い出して、一応日記をつけることにした。
ベッドに台がなかったから、座って膝の上で書いた。
締めの言葉は、「のんびりして早く退院する」

21時消灯だったけど、看護師さんに1人やし、時間早いし好きなようにしていいこと、大部屋だけど1人だからドアも閉めてていいことを確認。ありがたや…

いつも寝るし、疲れてたから22:30ごろ就寝。
寝ようとした時、薄々気づいてたけど、部屋の壁からバイクの起動音?エンジン音?みたいな
「ブ…ブォォーン」
っていう謎の音が10分に1回くらい。多い時は2、3分に1回鳴るのが気になる。

エアコンの音じゃなさそうだし、壁から聞こえる。
不定期だったし、結構な音量だった。
私は特技を【耳が良いこと】としてるくらい耳がいいから結構辛かった…
あれはなんだったのかなあ〜

部屋は真っ暗派なので、真っ暗にして頑張って寝る。
当直室のベッド並みに硬くて、ジャリジャリいう枕で寝れない…
結局タオルを折って枕にして寝た。
バタバタした一日だったな〜

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↑もんちゃん、何度か柵の隙間から転落させてしまった