アラサーえりちゃん 胆嚢はれた

アラサーの胆嚢炎、胆石との闘い記録

初めて痛くなった時の話②激痛編

①はこちら【トリガー編】

食べすぎた夜中2時
びっくりするくらい「パチッ」と目が覚めた。

お腹が気持ち悪い。

なんか嫌な目覚めだな〜と思いながらお腹をさする。
胃の辺り、みぞおちが変な、嫌〜な感じがする。

シクシク痛むというか、ズンズンするというか、モヤンモヤンするというか…

なんせジッとしてるのがしんどい。

絶えず動いて、その気持ち悪さを気にしないでおきたい感じ。
でもお腹の中の違和感、不快感は
「自分、ここにいます!!!」
って感じで主張がもの凄い。全然居なくなる気配ナシ。

基本横向きに寝てる私は、右に向いたり、左に向いたり、足腰を曲げて丸まって、マシになる楽な姿勢を探した。

(だめだ…食べすぎた…胃が気持ち悪い…)

なんとなーく、気持ち悪さの向こうにジンジンする痛みを感じてきた。

(え、お腹こわしたかなあ…)

そう思って寝返りを打とうと、仰向けになってお尻を持ち上げる(お腹が伸びる)動きをした瞬間、

『ギューーーーーーーッッ!!!』

っとみぞおちに激痛が走った。

え、なにこれなにこれ!!!
痛くて目をつぶってないとやってられない

胃?胃なのかな?胃痙攣?
やっぱお腹壊した?ダメなの食べた?
食べすぎたからお腹びっくりしたかな

とりあえずだめだ!痛い!!

内臓を捻られてるような、攣ってるような、絞られてるような痛みがひっきりなし。

手をグーにして爪を立てたり、必死でうつ伏せになってみたり、他の体勢をとっても痛みがなーんにもかわらない。はぁはぁ肩で息して痛みに耐えてた。

(トイレに…行かねば…)

物凄く痛かったけど、トイレに行ってとりあえず上からでも下からでも、出せば楽になるはずと必死にトイレへ。

息を吸うと痛いので、軽く酸欠気味の中トイレに到着。トイレの壁が一面鏡だったけど、そこに映るのは顔が真っ白の自分。

(旅行の一番の思い出かもしれん…こんな綺麗なトイレで嫌な記憶だ…) 

そう思いながら嘔吐。
今から考えれば吐き気というより、痛くて吐く感じだった気がする。痛みに反して思いの外吐けない。

まだ変わらぬ痛みに床に座り込んで、ゆっくり息をすることなんかできず、相変わらずはぁはぁ肩で息をしてた。

(胃が変になったら、こんな痛いんか…)

お腹壊した時は、お腹のおへそあたりが痛くなる(私は)けど、この時は本当にみぞおちが痛かった。
普段滅多にお腹を壊さず、お腹も痛くならず、食べ物に当たったことがなかったので、食べ物にあたったらこんなに痛いんだ、と思った。

自分の人生でダントツ1番痛い。
どうしても痛みが減らない。
この痛みはセーフなのかな、ダメなやつなのかな。
救急車…の前に母起こす?
いや、せっかくの旅行なのに心配かけられない…

祖母か母がトイレで起きてきたらびっくりするだろうなと思いつつ、吐いたらマシになったような気がしたので、吐けるだけ吐こうと思ってトイレからは中々出られなかった。

何分トイレを独占してたかわからないけど、少しマシになってきた。山は越えたとホッとした。
少し安堵しながら、またあの大きい痛みが来ないようにゆーーーーっくり動いた。

少しマシになってはベッドへ行くものの、また痛くなり寝れずトイレへ戻る。
何度か繰り返してまだ不快感、違和感はあったけど、今日も旅行だし、早く寝なくちゃ…という気持ちが強かった。
夜中3時ごろやっと寝れた気がする。


朝は6時に起きて朝風呂に入ろうと目論んでいたので、祖母も母も6時に起床。
腹痛との闘いを終えた、朝が強い私も負けじと起床。
お腹の違和感はちょっぴり残っていた。

疲労と眠気はあったけど、せっかくだから!と朝風呂へ。朝なのにクタクタの疲れた身体に沁みて気持ちよかった。
お風呂で、夜の私の七転八倒を話す。

「夜中よく音がするなーって思ってたけど、そんなことなってたんか〜」

お…起こしてたのね、ごめんなさい。

朝食はバイキング。
違和感が残ってたので控えめに(自分比)食べた。
フレンチトーストも食べた。うふふ

それからはほとんど元気になって、残りの旅行も楽しみ、昼ごはんもお寿司をパクパク食べた。笑 

帰りの運転は、眠気のために3時間半の道のりを母一人にお願いすることに。申し訳なかったけど、事故るわけにはいかぬ…母ありがとう。

あの痛みは嫌だったけど、すーっかり元気になったので、「やっぱ食べ過ぎて、胃痙攣かなんか起こしたんだな〜」と思って過ごしてた。

こんな感じで1回目の激痛は終わり。
まさかまたあの痛みが来るなんて思ってなかった、というか思いたくなかったよ〜…

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↑次の日元気に飲み会に参加

痛みを思い出そうとしたら辛かった、こんだけ嫌だったっていう気持ちからか長くなっちゃった…