アラサーえりちゃん 胆嚢はれた

アラサーの胆嚢炎、胆石との闘い記録

入院生活1日目◎初めての入院

阿笠博士先生から電話がきて、入院の用意をして16時に再度病院へ。
受付で「今日入院と言われ…」と伝えるとぽかんとされる。こう言ってくれって言われたのに…

再度内科の診察へ通され、先生から説明を受ける。

CTを見ると、確かに胆嚢の周りが白くモケモケしててるような…炎症中です、って見えるような…

採血のデータを見ると、肝機能の値で正常値30以下くらいのものが300を超えていて、それはそれはえらい値になってました。(ちなみに9月の健康診断では15前後)

「今日入院ね、大部屋でいいよね」

「炎症が治まるまで入院ね、今日から絶食」

ぽかんとしてる間に、あれよあれよと進んでいく…

3階の病室へエレベーターで向かう。3階へ着き、病室へ歩き始めると「ご家族はここまで」と言われてしまった。コロナがまた流行してきたから、ちょうどこの日から面会など全て禁止になっていた。何故3階までは着いて来させたのかちら…


さ、さみしい…

アラサーにもなって、って感じだけど、やっぱ寂しい。でも心配かけたくないから一応平然としてた。(つもり)

荷物いっぱいだったので、看護師さんが一つ持ってくれた。あったかグッズいっぱい持ち込んでたけど、モコモコ上着は使わず仕舞い。病棟は変わった形をしてて、私は1番端っこの大部屋へ。ひとりぼっちだった。

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↑端にひとり。私が行動したとこはカラーの所で、長い真っ直ぐの廊下の両端はカオス。これでも一生懸命描いた。

看護師さんに入院と病棟の説明を受ける。
ここがトイレ、ここがお風呂、ナースステーション…

ものすごく早口で、息しんどそうにしながら全部説明してくれた。そのあと部屋に戻って即点滴確保。
500mlの生理食塩水みたいなのと、抗生剤が吊るされた。入院中に書いてほしい書類などを貰う。
仕事の時、入院患者があると看護師さんは「えー!」ってちょっと残念がってるイメージあった(ごめんなさい)けど、そりゃこんだけ説明しなきゃいけないならしんどいな。

そのあと阿笠博士先生が部屋に来てくれた。

「とりあえずここで、炎症治るまで入院ね。他患者さん居なくて自由だね〜!」

一応気になってたことを先生に尋ねる。

「先生、私重症とかじゃないですよね…?」

まあこんだけ端っこの部屋に入れられてる時点でお察しなんだけど、一応先生の口から言って欲しかった。

「あはは、重症じゃないよー!」

笑って言われた。わかっていたけど良かった…

入院診療計画書を渡され確認すると「指定される入院期間【2週間】」の文字。そ、そんなはずはない…
どうやら2週間の入院っていうのが1番病院が儲かる?っぽい。だからこう書いてるのかな。ググるといっぱい出てくる。

点滴確保され、部屋に1人になってソワソワし始める。

何してたらいいんだろ。

とりあえず持ってきた荷物を開けてみたり、目の前にあるお茶を入れにいってみたり、テレビカード購入という中規模イベントを行ったりしてみた。

元々あんまりテレビ見ないし、1000円で1000分っていうわかりやすい関係?になんか変なケチ精神が出てきてしまってあんまり見れず。
あと絶食の中テレビを見ると、美味しそうなご飯たちが目に入ってきてノックアウトされそうだったから。

自宅から私の相方のもんちゃんを持ってきてたので、いつも通り枕元に置いた。さみちい…

そのとき、ノートを持ってきてたのを思い出して、一応日記をつけることにした。
ベッドに台がなかったから、座って膝の上で書いた。
締めの言葉は、「のんびりして早く退院する」

21時消灯だったけど、看護師さんに1人やし、時間早いし好きなようにしていいこと、大部屋だけど1人だからドアも閉めてていいことを確認。ありがたや…

いつも寝るし、疲れてたから22:30ごろ就寝。
寝ようとした時、薄々気づいてたけど、部屋の壁からバイクの起動音?エンジン音?みたいな
「ブ…ブォォーン」
っていう謎の音が10分に1回くらい。多い時は2、3分に1回鳴るのが気になる。

エアコンの音じゃなさそうだし、壁から聞こえる。
不定期だったし、結構な音量だった。
私は特技を【耳が良いこと】としてるくらい耳がいいから結構辛かった…
あれはなんだったのかなあ〜

部屋は真っ暗派なので、真っ暗にして頑張って寝る。
当直室のベッド並みに硬くて、ジャリジャリいう枕で寝れない…
結局タオルを折って枕にして寝た。
バタバタした一日だったな〜

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↑もんちゃん、何度か柵の隙間から転落させてしまった

2度目の激痛③病院と診断

②はこちら

6:30頃、早すぎるとは思いつつ、上司へ欠勤のメール。説明するには軽い吐き気があったのと、早くも電車に乗ってる可能性があったからメールにて失礼する。「休んでいいよ」の返事を見て安堵。「来て」って言われても(きっと言われないけど)、絶対無理だったけど。

そのまま恐る恐る起きてみる。まだお腹の違和感、不快感とか、吐き気はあるけどだいぶマシ。

その日は妹②の誕生日だったので、一階へ降りておめでとうの言葉と、こんな状況やから仕事を休む。私がケーキを買いに行くって昨日言ってたけどごめん、無理…ってことを伝える。祝えなくてごめんよ…

母が仕事休みだった(本当ラッキー)ので、9:40頃、ちかくのそこまで大きくないA病院へ。

10時過ぎに内科の診察へ呼ばれる。
まるまるしたメガネのおじちゃん先生が登場。
これからの私の主治医となる方、院長だった。
まんま阿笠博士みたいな感じ。

先生に、12月にも同様の痛みが一度あったこと、
死ぬかと思うほどみぞおちが痛かったこと、
まだ違和感は残ってること
を伝えた。

昨日の晩御飯を伝えて、具の中に【鶏肉】があったので、食中毒を疑ってるっぽかったけど、同じもの食べた母と妹は平気だし、12月の件が結び付かなかった。

「ふんむ…」

先生はパソコンカタカタしながら、考えるたびに机をピアノを弾くみたいに「カタタン」って指で弾いてた。

胃潰瘍かな。とりあえず今日単純CT撮って、採血して、来週胃カメラしましょ。鎮静は必要?」

い、胃潰瘍…!!!

そ、そうだったのか、この痛みは胃潰瘍だったのか。
世の中胃潰瘍の人って結構居そうだけど、みんなこんな痛いのか…大変だったんだな…
ピロリ菌はいないって数年前確認してたけど、まさか…

と思いつつ、週末の当直の代休があったので予約。

しなきゃな…とは思ってたけど、胃カメラ嫌だなあ。
鎮静してほしいって言ったから、車の運転もしちゃダメで、誰かに送迎してもらってって言われてしまった。

待ち合いの母に、胃潰瘍と言われたこと、検査のこと、来週のカメラのことを伝える。

CTを撮りに行き、待ち時間なくすぐ呼ばれる。
TOSHIBAだ〜と思いながら撮影。
若い男の技師さんが2人で楽しそうに撮影してた。

そのまま採血室へ。
すんごい可愛い看護師さんが採血してくれたので、頑張れる。そのまま採血の台で胃カメラの説明。
変なとこで説明するなーって思った。

胃カメラの時に鎮静するって先生に言ったら驚いた顔をされたので、「鎮静する人少ないんですか…?」
って聞いたら、「いや、結構されますよ〜^^」ってニコニコしながら言ってくれて天使かなって思った。

来院手段について悩んでることを言ったら、鎮静がしっかり切れるまで休むなら、車でも来て大丈夫なことを聞いて安心。車で10分足らずくらいだし、休んでゆっくり帰ることにする。

全て終わって、お会計9600円也。

高い…CTか…高いぞ…
日頃バンバン撮ってたから、大事に撮らなきゃなって心に決めた。このとき11:30くらい。結構スムーズにおわった。

外の薬局へ行く。ドア全開で寒いし、結構待った。

「胃薬ですね!!!胃潰瘍なの!?ストレスとかですか!!??」

結構人いるのに、薬剤師さんに物凄く大きい声で言われてビックリした…プライバシーとは…
思わず、「し、知らないです…」って引き気味に言ってしまった。


まだ胃がおかしかったけど、お腹空いてたのでそのまま母と丸亀製麺へ行き、卵あんかけのおうどんに、生姜を入れて食べた。いつも通り完食。ペロリ。

家に帰って、夜眠れてなかったのと、とりあえず病院で原因が何かわかった安心感から眠気が凄くて寝た。

スヤスヤしていた13:06、A病院から電話が。

初めはA病院ってわからず、無視しようかと一瞬思ったけど、市外局番的に近かったから電話に出る。

電話は阿笠博士先生


「あのねぇ、CTと採血の結果見たんだけど、胃潰瘍じゃなくて、胆嚢炎だったわ!なんせ胆嚢炎から肝機能がものすごい数値になってるから、入院して下さい!」

寝起きだし、予想外すぎて何言ってるのかあんまわかんなかった。

「え、胃カメラは…」

胃カメラなんかキャンセル!」

「じゃ、じゃあ私、土曜日当直なんで、とりあえず明日仕事行って、来週休ませてもらって入院とかじゃ…」

「何言ってんの!数値見たらいつ倒れてもおかしくないから、絶対今日入院!夕方きてください!」

あ…あらら…
胃潰瘍じゃなかったのか…
それにしても胆嚢炎だなんて、予想外だった…

そのままの流れで上司へ連絡。
とりあえず良くなるまで休んでいいと、当直とか勤務は気にしなくていいと言って頂いた。

一階へ行き母へ報告。倒れそうになってた。

とりあえず生まれて初めての入院。
と、とりあえず倒れる前に病院に行ってて良かった良かった!!うんうん!って自分を鼓舞しながら用意…

さすがにちょーっとドキドキした!

でも、
もっと悪いものじゃなくて良かったな〜
あの痛みはやっぱ普通じゃなかったんやな〜
とりあえず治るならいいや。
ってちょっとホッとした。

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↑買ったはいいものの進まない本を持っていくことに。結局30ページから先進んでない。

2度目の激痛②その日は突然に

1/4は仕事始め。
で書いたように、自転車で溝に落ちて顔面擦過傷と打撲をした私は、まあまあ凄い見た目で出勤。

顔だし、病院に行けたらな〜と思っていたところ、上司より「全然今日休んで行っておいで」と言われ有り難く帰宅。人気の形成外科だったけど、外傷ってことで20人飛ばして診察してくれた。それでも2時間半待った。
先生に「浅いから綺麗に治るよ!」と言われ安堵。

1/5は普通に出勤。一人部署を黙々とこなす
一人部署だと昼にバタバタして休憩をフルでなんてとてもとれないけど、この日はラッキーなことにちゃんと取れた。朝からちょっと風邪っぽかったので、しんどくて自分の机で白衣かぶって爆睡。
「あなたの風邪はどこから、私は喉から」のタイプなのに、鼻がズビズビ、すんすんいってた。

帰宅して、有り難い実家の晩御飯。
トマトチーズ鍋でした。あったかくて美味しかった!
キャベツに、しめじに、鶏肉に、人参…
〆にそこにご飯を投入!
めちゃめちゃ美味しかった。ブラックペッパー最高。

風邪っぽかったから鍋でよかった。
そして控えめに食べたつもり。(自分比)
いつも5:30起きなので、その日も変わらず22時くらいに就寝。


夜中の2:55
前回同様、またまたパチっと目が覚めた。
嫌な予感がする。
なんとなーくみぞおちが気持ち悪い。

(…これは嫌だな…前を思い出すな…)

明日仕事だし、無理やり寝ようと必死で目を瞑る。
全然居なくならないどころか、増してくるお腹のあたりの違和感、不快感。
気持ち悪くて、息を吐きながら楽な姿勢を探す。

(胃かなあ…また前の胃痙攣(だと思ってた)かな…今日はそんな食べてないのに…)

そう思いながら、前回同様に寝返りを打とうと仰向けになった瞬間、

『ギューーーーーーーッッ!!』

っていうまたあの痛みがやってきた

痛い痛い!これ前と同じ!!
だめだだめだ痛い痛い痛い
内臓どうなってんのかな
お腹のなか攣ってるんかな

前回と同じようなこと思いつつ、身の置き所がなくて、爪で手をギューってしたり、意味もなく足をぐねぐねしてた。息がしにくくて肩で息をする感じ。
体を【く】の字にするとマシな気がして耐えてた。

その途中で「前と同じなんやったら、吐けばマシになるかも」と思って、死にそうに痛い中トイレへ。
私のベッドはロフトベッドで、もー降りるのがほんとに辛かった。

痛みに唸りながらトイレへ。
吐こうと思っても吐けない。
でも胃がおかしいと思ってるから、吐けば楽になると思って無理やり吐いてた。ほぼ出ず。

トイレに座ってみても出ず。
息を吸うと痛すぎてはぁーっはぁーっていう浅い呼吸になるから酸欠になって、クラクラしてきて目の前チカチカでやばいなって思ってた。

とりあえずどうすれば楽になるのか探して、必死でトイレから出て隣の洗面台に手をついてみたり(相変わらず顔真っ白)、寒いから部屋に戻るもロフトベッドに痛くて上がれず、ハロゲンヒーターつけて床に倒れてた。

何度かトイレへ行くものの吐けず、変わらず内臓がねじれたみたいに痛くて、「これは…救急車かも…」って本気で思った。後から思えば呼んでてよかったレベルなんかな〜

とりあえず母に伝えようとしたけど、母が寝てる一階まで、痛くて階段が降りれなかった。あと酸欠で。
この時で3:30くらい。辛かった…

まだ全然痛かったけど、酸欠が少しマシになったのと、リアルに意識を失ったらやばいと奮起して、フラフラしながら一階の母の元へ。

息も絶え絶えに「前と…同じ痛いやつ…あかんから…多分今日は…仕事休む…病院いくわ…」って言った。
大丈夫かってのと、洗面器を部屋に持ってきてくれた。

心配してくれたけど、前の時は朝には治ってたし、これさえ乗り越えれば大丈夫だと思ってたから、
「耐えて寝る」って言った。

とりあえず布団に入ってうんうん唸ってた。
ギューーーーーーーッッってたまに大っきい波がきてたけど、傾向によると仰向けになったり、お腹を伸ばした動きをすると痛くなるっぽかった。

ピークの痛みを乗り越えて、不快感、違和感バリバリの中すんごい浅い眠りで起床時刻の5:30に。

うーん…

絶対仕事なんて無理!!

今日はお仕事休む!!

そう誓って布団にくるまってた。


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↑ほしいんだけど、かわいくないですか。いらない?

2度目の激痛①ぽんこつと、痛くなるまで

12月10日にみぞおちの激痛にあってから、とっても楽しく過ごしておりました。クリスマスもあったし。

しかしながら、私はなんかそういう星の下に産まれちゃったんだろうな〜っていうくらい、びっくりするほど、ウルトラスーパーぽんこつです。

修学旅行で飛行機のチケットを乗る寸前に、エスカレーターのステップの溝に落としたり、
ライビュの券を買うのにものすごく焦って、スクリーンの位置を理解せぬまま購入。
友人との2枚分を【右端の縦ならび】で買っちゃったり(横並びで買えたと思ってた。しかも1番前で買おうとしてた。)
パジャマはちゃーんと確認しなきゃ、8割くらいの確率で前後逆に着てたりする。

私のいいところは『寝たら忘れる』ところだと思ってるけど、寝たら忘れなきゃやってらんないのかも。たぶんもっとやらかしてる。
6つ下の妹からも「ぽんこちゅちゃん」って呼ばれてる。解せぬ…

そんなぽんこつな私は、ド年末にうっかり自転車で溝に落ちて、顔面擦過傷と打撲をしてしまいました。
びっくりした。嫁入り前のアラサーなのに。
痛くなかったんだけど、唇切れて血はだらだらでるし、左頬がぱんぱかに腫れて周りから笑われるし、
何より心が痛かった。(いや、アザもかな。)

年末やらかし魔神な私は、今から約10年前の2012年の12/30。バイト前に玄関で自転車を倒し、自宅の外にある水道を折りました。
噴水みたいに止まらない水、バイトまでない時間。

「ごめん!お母さん!水道折れた!バイト行ってくる!」そんな感じで伝えてバイトへ。
あとでめっっっちゃ怒られました。年末運がないの。
10年経っても相変わらずです。
(年末だから業者も休みで、祖父の知り合いが寒く暗い中直してくれました。すみませんでした。)

そんなこんなでぽんこつな私は、今年の冬はお酒を飲むと傷が熱く疼くので、正月の楽しい時間をもっぱらハンドルキーパーで過ごしました。えらい。
おうちで少しは飲んだけどね。

しかーしアゴをぶつけちゃったから口が開きにくくてキツかったけど、
年末なんて、お正月なんて、美味しいものを食べる時期って決まってるじゃないですか。

年末からもぐもぐぱくぱく
おせちもぱくぱく
溝に落ちた際に自転車によって受けたダメージで、両膝はアザだらけだったし動きにくかったし、寒かったしでゴロゴロ。

当直も呼び出し当番もお休み序盤で終わってたし、こんな顔じゃあんま出かけられないしーってゴロゴロする。
そんなお正月を過ごしてたら、またもやあのお腹の不快感がやってきました。

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↑顔を怪我しちゃったっていう説明のために書いて、友人に送ってた絵。シンプルイズベスト。

あれはそうだったのかな、の話

あの旅行中の激痛(【①トリガー編】 【②激痛編】)は間違いなく人生で1番だったので、私の中でちょっとしたトラウマになってました。

でもでもやっぱり12月といえば、というかコロナもマシだったので良くご飯に行ってた。
楽しく飲んでたし、美味しいお料理たくさん食べてました。

私は美味しいものを食べるのが好き。
たとえインフルエンザでもご飯が食べれるくらいだし、好きなことは「美味しいご飯をたべること」

お酒を飲むのも同じくらい好き。
もっと若い時は前の日の記憶がないくらいまで飲んだりすることもあったけど、近頃はその時は酔っても、次の日シャッキリしてたし気にしてなかった。


ただ、思い返すと、このあたりから違和感?というかまた2度目がくる前兆もしくは、1度目の余波はあったのかなーと思う。


◎よくご飯を食べた日には、寝るときに胃の辺りがシクシクして、たまーに無意識にさすったりしてた。
あー、気持ち悪い なんかモヤモヤシクシクする…ってお布団の中でさすさすしてました。

◎日中でも、右の肩甲骨あたりが「ピキッ!!」って痛むようなときがあった。
もちろん毎日じゃなくて、たまーに。
3、4日に1回くらい。

そのときは「筋でもちがえたかなー、重たいもの持ったかなー」と思って肩を回してみたり、さすったりしてた。帰りの電車とかで、なんかピキッとくる時がありました。
あれは胆嚢…あなただったのね…

◎違和感というか、あの不快感の軽いやつが夜になるとお腹のところに居座ってる感があった。

でも体調悪くないし、元気。
ご飯めちゃめちゃ食べてる。
熱もないし、吐き気もないし、クリスマス、年末、お正月と特に気にせず過ごしてました。

まあこの気持ち悪さは胃でしょ〜と思って胃薬飲んだりしてた。胆石のせいだなんて1ミリも考えてなかったな。

もしかしたら1回目の旅行前にでも、違和感とか背中の痛みがあったのかもしれないけど、そんなん気にしないもんね。

いまから考えるとちょっと疲れやすかったりしたのは、仕事が忙しすぎるだけじゃなかったのかしら…

ちなみに今更ですが、ブログタイトルの
『アラサーえりちゃん、胆嚢はれた』は、
『天才えりちゃん、金魚をたべた』っていう児童文学のパロディです。
昔同じ名前なのもあって、よく読んでました。
作者のお兄ちゃんは私と同い年くらいかな、と勝手に思ってたけど、7、8歳上でございました。
久しぶりに読みたいな。家にあるかな。
困った時のメルカリかな〜

天才えりちゃん金魚を食べた (いわさき創作童話) | 龍之介, 竹下 |本 | 通販 | Amazon

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初めて痛くなった時の話②激痛編

①はこちら【トリガー編】

食べすぎた夜中2時
びっくりするくらい「パチッ」と目が覚めた。

お腹が気持ち悪い。

なんか嫌な目覚めだな〜と思いながらお腹をさする。
胃の辺り、みぞおちが変な、嫌〜な感じがする。

シクシク痛むというか、ズンズンするというか、モヤンモヤンするというか…

なんせジッとしてるのがしんどい。

絶えず動いて、その気持ち悪さを気にしないでおきたい感じ。
でもお腹の中の違和感、不快感は
「自分、ここにいます!!!」
って感じで主張がもの凄い。全然居なくなる気配ナシ。

基本横向きに寝てる私は、右に向いたり、左に向いたり、足腰を曲げて丸まって、マシになる楽な姿勢を探した。

(だめだ…食べすぎた…胃が気持ち悪い…)

なんとなーく、気持ち悪さの向こうにジンジンする痛みを感じてきた。

(え、お腹こわしたかなあ…)

そう思って寝返りを打とうと、仰向けになってお尻を持ち上げる(お腹が伸びる)動きをした瞬間、

『ギューーーーーーーッッ!!!』

っとみぞおちに激痛が走った。

え、なにこれなにこれ!!!
痛くて目をつぶってないとやってられない

胃?胃なのかな?胃痙攣?
やっぱお腹壊した?ダメなの食べた?
食べすぎたからお腹びっくりしたかな

とりあえずだめだ!痛い!!

内臓を捻られてるような、攣ってるような、絞られてるような痛みがひっきりなし。

手をグーにして爪を立てたり、必死でうつ伏せになってみたり、他の体勢をとっても痛みがなーんにもかわらない。はぁはぁ肩で息して痛みに耐えてた。

(トイレに…行かねば…)

物凄く痛かったけど、トイレに行ってとりあえず上からでも下からでも、出せば楽になるはずと必死にトイレへ。

息を吸うと痛いので、軽く酸欠気味の中トイレに到着。トイレの壁が一面鏡だったけど、そこに映るのは顔が真っ白の自分。

(旅行の一番の思い出かもしれん…こんな綺麗なトイレで嫌な記憶だ…) 

そう思いながら嘔吐。
今から考えれば吐き気というより、痛くて吐く感じだった気がする。痛みに反して思いの外吐けない。

まだ変わらぬ痛みに床に座り込んで、ゆっくり息をすることなんかできず、相変わらずはぁはぁ肩で息をしてた。

(胃が変になったら、こんな痛いんか…)

お腹壊した時は、お腹のおへそあたりが痛くなる(私は)けど、この時は本当にみぞおちが痛かった。
普段滅多にお腹を壊さず、お腹も痛くならず、食べ物に当たったことがなかったので、食べ物にあたったらこんなに痛いんだ、と思った。

自分の人生でダントツ1番痛い。
どうしても痛みが減らない。
この痛みはセーフなのかな、ダメなやつなのかな。
救急車…の前に母起こす?
いや、せっかくの旅行なのに心配かけられない…

祖母か母がトイレで起きてきたらびっくりするだろうなと思いつつ、吐いたらマシになったような気がしたので、吐けるだけ吐こうと思ってトイレからは中々出られなかった。

何分トイレを独占してたかわからないけど、少しマシになってきた。山は越えたとホッとした。
少し安堵しながら、またあの大きい痛みが来ないようにゆーーーーっくり動いた。

少しマシになってはベッドへ行くものの、また痛くなり寝れずトイレへ戻る。
何度か繰り返してまだ不快感、違和感はあったけど、今日も旅行だし、早く寝なくちゃ…という気持ちが強かった。
夜中3時ごろやっと寝れた気がする。


朝は6時に起きて朝風呂に入ろうと目論んでいたので、祖母も母も6時に起床。
腹痛との闘いを終えた、朝が強い私も負けじと起床。
お腹の違和感はちょっぴり残っていた。

疲労と眠気はあったけど、せっかくだから!と朝風呂へ。朝なのにクタクタの疲れた身体に沁みて気持ちよかった。
お風呂で、夜の私の七転八倒を話す。

「夜中よく音がするなーって思ってたけど、そんなことなってたんか〜」

お…起こしてたのね、ごめんなさい。

朝食はバイキング。
違和感が残ってたので控えめに(自分比)食べた。
フレンチトーストも食べた。うふふ

それからはほとんど元気になって、残りの旅行も楽しみ、昼ごはんもお寿司をパクパク食べた。笑 

帰りの運転は、眠気のために3時間半の道のりを母一人にお願いすることに。申し訳なかったけど、事故るわけにはいかぬ…母ありがとう。

あの痛みは嫌だったけど、すーっかり元気になったので、「やっぱ食べ過ぎて、胃痙攣かなんか起こしたんだな〜」と思って過ごしてた。

こんな感じで1回目の激痛は終わり。
まさかまたあの痛みが来るなんて思ってなかった、というか思いたくなかったよ〜…

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↑次の日元気に飲み会に参加

痛みを思い出そうとしたら辛かった、こんだけ嫌だったっていう気持ちからか長くなっちゃった…

初めて痛くなった時の話①トリガー編

痛くなり、受診して入院する羽目になったときも痛かったけど、その1ヶ月前くらいに同じ痛みを味わってました。まずは初回の痛みの話から。


12月10日。
祖母の84歳のお誕生日お祝いと、コロナも少し落ち着いてた(はず)ので、祖母と母と3人で近県へ旅行へ。

昼ごはんはSAで鴨南蛮そばをいただいた。ふんわりゆずの香りで結構美味しかった!
観光地を回り、とっても豪華なホテルへ宿泊。美術館みたい。
お部屋の大きな窓からは青ーい海が見えて、晴れててよかったーと心から思う。
16時から温泉へ入った。ほかほかのまま、17時からのバイキングへ向かう。

バイキングの料理は種類が多く、盛り付けも綺麗。華やかでぜーんぶ美味しそう!

足があまり良くない祖母に代わり、母と大皿に盛り付ける。
みんなでビールを一杯ずつ頂き、美味しく食べていたが、祖母が思いの外食べれず(まあそりゃそう)、私は『もったいない症候群』を患ってるので結構無理して食べた。苦しかった。ほんとに苦しかった。笑
ちょびっと残して申し訳なかったけど。

祖母の誕生日のデザートプレートをお願いしていて、蝋燭とともに綺麗に飾られたデザートが出てきて、祖母がものすごく喜んでくれて嬉しかった。
それは祖母がペロリと食べてくれた。

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いつもの私なら、もし「食べれない…」と言われても「よし!別腹で食べるよーー!」って大概言えるのに、この時は「絶対無理」って言えちゃうくらい苦しかった。おばあちゃん食べてくれてありがとう。

19時頃部屋に戻り、満腹で苦しくて部屋で休んだ。
20:30頃から母と1時間以上温泉へ入る。温泉の周りに寝転んで休んだり涼めるリラックスチェア?があり、そこでタオルを被ってゴロゴロしていた。

ほんのりカラフルに色づいたライトと、暗めのお風呂。半露天で、大きく開いた窓からすこーし街の明かりが見えて、静かで癒される空間だった。
「なんかお姫様みたいねー!」
母とそう言ってキャッキャウフフするくらい元気だった。お風呂とっても素敵だったし。

お部屋は広かったけど、3人目がエキストラベッドだった。もちろん私がエキストラベッド。寝室の隣の部屋でひとりぼっちで就寝することに。

23:30頃、お腹は相変わらずいっぱいだったけど、特に気にせず就寝。

お腹の違和感、不快感が襲ってきたのはその3時間後。

夜中の2時。
信じられないくらい眠気無く「パチッ」と目が覚めた。